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カフェイン関連障害


 物質関連障害には左のメニューに示すように数多くの精神疾患があります。このページでは、カフェイン関連障害をご説明していますが、他の障害を知るには、表の該当項目をクリックして新たなページにジャンプしてください。


 カフェインは、コーヒーに含まれる主用成分であり、誰でも日常的に飲用されています。本質的にカフェインには、脳や脊髄の中枢神経を刺激し興奮させることで、覚醒作用、眠気防止、倦怠感の軽減、興奮作用などがあり、思考力を高めたり、集中力をアップしたりするなど能率向上に絶大な効果があります。

 カフェインは摂取すると直ぐに血液中に吸収され、30〜60分で血中濃度が最高になり、2〜10時間かけてゆっくりと排泄されます。摂取の適量は1日に250mg程度までとされていて、それ以上の摂取では、一種の中毒症状を呈します。

 カフェインの摂取量が多すぎると、身体機能が活発になりすぎて胃腸を刺激し胃酸過多になる他、心身に悪い影響が現れてきます。覚醒効果のために、動悸、冷や汗、手足のしびれなど多くの症状が現れます。特に、パニック障害や強迫性障害などの精神疾患を有する人にカフェインの摂取は望ましくありません。

 カフェインの過剰摂取による障害は、強い不安感の出現が特徴的で、パニック発作に類似の症状を呈します。

カフェインの過剰摂取による障害
精神面の症状  カフェインの過剰摂取による精神面の症状には以下のようなものがあります。

 ・不眠になる。
 ・神経質で落ち着かなくなる。
 ・興奮しやすくなる。
 ・緊張しやすくなる。
 ・精神的な焦燥感が強くなる。
 ・取り留めのない考えや会話をするようになる。

身体面の症状  カフェインの過剰摂取による肉体面にも以下のような様々な症状が現れてきます。

 ・心悸亢進となり、ときに不整脈が現れる。
 ・胃腸障害を引き起こす。
 ・顔面が紅潮する。
 ・筋肉のケイレンを感じるようになる。
 ・頻尿となる。
 ・疲労を感じなくなってしまう。















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